ゲッケイジュ

写真

  • 概要

    勝者に贈られる月桂冠で知られるゲッケイジュはヨーロッパで最も有名なシンボル樹のひとつになります。葉は煮込み料理に適しており、乾燥した葉を利用しますが、葉を折って入れるとより香りがつきやすいです。成長が早く、剪定にも強いので、トピアリーやボーダー植栽に向きます。コンテナ植栽でも可能です。

    時期

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    花期
    果期
    花芽分化期
    剪定期

    紅葉

    生育条件など

    育て方

    日向から半日陰までの環境で育ち、基本的には丈夫ですが、地中海原産のため、極端に寒い地域での路地植えには注意しましょう。成長が早いので剪定はこまめに行う必要がありますが、それによって高さも抑えられ害虫もつきにくくなります。

    潮害耐性


    病害虫対策

    • カイガラムシ
    • すす病
    • ハマキムシ

    基本データ

    ラテン名

    Laurus nobilis


    普通名

    ゲッケイジュ


    フリガナ

    ゲッケイジュ


    別名

    ローリエ ローレル ベイツリー


    和名(漢字名)

    月桂樹


    分類名

    常緑高木 ハーブ


    科名

    クスノキ科


    属名

    ゲッケイジュ属


    用途

    • 鉢植え
    • 食用
    • 香りを楽しむ

    その他

    豆知識

    ギリシャ神話の太陽神アポロンの聖樹とされ、栄光や勝利といったシンボルにされている。また、アポロンは太陽神としてだけでなく、音楽や芸術、芸能の神でもあるため、月桂樹の葉で作られた月桂冠は様々な分野の優れた者に贈られてきました。ただ良く勘違いされますが、オリンピックの勝者に贈られるのはオリーブ冠です。


    名前の由来

    中国の伝説にある、月の桂(ケイ)の木と日本のカツラが似ていることからついたとされています。


    おすすめポイント

    初心者でも育てやすい。葉をハーブとして煮込み料理に使うことができる。日本庭園では濃い葉を活かして、冬花樹の背景樹としてよく使われていました。


    原産地

    地中海沿岸


    誕生日花

    2月28日 2月16日


    誕生日樹

    9月8日