ヒメシャラ

写真

  • 概要

    白い上品で儚げな花が初夏に咲き、赤褐色の美しい樹皮が美しい。夏は木陰を作り、秋に紅葉し、落葉後も樹形も楽しめます。移植はやや容易で。乾燥や重い土壌を嫌い、西日は避けた方が良いです。冬場の冷たい風が当たると上部が枯れてしまします。

    時期

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    花期
    果期
    花芽分化期
    剪定期

    紅葉

    生育条件など

    育て方

    日本海側でよく生育しているように空中湿度の高いところを好み、高温・乾燥や乾いた寒風の当たる環境下では枝先が傷み、徐々に衰弱しがちです。庭植え、鉢植えともに水切れには注意が必要です。土が乾燥すると葉が垂れ下がります。葉枝は細くよく枝分かれするため、枝葉が密な印象の樹形となります。

    潮害耐性


    病害虫対策

    • チャドクガ
    • さび病

    基本データ

    ラテン名

    Stuartia monadelpha


    普通名

    ヒメシャラ


    フリガナ

    ヒメシャラ


    別名

    サルタノキ


    和名(漢字名)

    姫沙羅


    分類名

    落葉高木


    科名

    ツバキ科


    属名

    ナツツバキ属


    用途

    • 公園樹
    • 花を楽しむ
    • 雑木
    • 茶花

    その他

    豆知識

    ナツツバキより小型で、葉や枝には絹のような白い毛があり、花の外面にも同様の毛があります。毛のあることがナツツバキとの識別点です。


    名前の由来

    ナツツバキ(別名シャラノキ※地方によって呼び名が変わる)よりも葉や花が小ぶりなところから名付けられました。


    おすすめポイント

    雑木の庭などに好んで植えられるほか、幹の美しさからシンボルツリーとしても利用されます。


    原産地

    日本


    誕生日花


    誕生日樹

    7月1日